情報処理学会シンポジウム・インタラクション2004に「 本を介して人とつながり、人の本棚を覗いて新しい本と出会える本棚“ボクダナ”~モノを介したコミュニケーションコンセプトTSUNAとユビキタス環境におけるTSUNAの実践~:和田裕介,菅野,萩原ゆづる,吉村茉莉,奥出直人(慶大)」として展示してきた。
外部発表にも慣れてきたが、ボクダナは荷物が多いのでちょと大変。
予想以上のにぎわいで、展示時間中説明しっぱなし。
親父キラーよしむ。
ボクダナは2003年度からのプロジェクトで、今回の発表はそれの集大成と言えるものになった。やはりORFのときと違って、学会だと真剣に聞いてくれて意見もくれる。
よしむと和田さんの二人は、ずっとブースに付きっきりだったのだが、俺は最初の小一時間ほど頂き一通り回ったので、レポートして還元します。
まずベストインタラクティブ賞を受賞していた2展示。
Thermo-Painter: 熱画像と熱メタファによるインタラクティブ描画システム:岩井大輔,佐藤宏介(阪大)
赤外線センサとプロジェクタをつかって、スクリーンに手やお湯をつけた筆でお絵書きができるインタラクティブシステム。アートやインスタレーションに応用できそう。完成度も高いし、賞とりそうだな、と思ったら案の定とってた。
作曲・演奏支援システム The Music Table:牧野真緒,Rodoney Berry,樋川直人,鈴木雅実(ATR)
同じくベストインタラクティブ賞を受賞。パネルを楽器としてテーブルの上に置き、置く位置によって高さやリズムが決まって作曲・演奏できるシステム。デモを見てると、音楽も演奏してる姿もかっこよくて中々面白そう。 カメラや熱センサーを使ったデモが中々高い完成度を見せてるな、と思った。能動的な匂い知覚のための嗅覚提示装置の研究:望月有人,天田 崇,木田周作,沢小百合,武田直之,本屋敷尚吾,神山和宏,井村誠孝,千原國宏 (NAIST)
VR空間に映しだされたバナナとかリンゴとかの食べ物を掴んで、鼻の前に持ってくるとヘッドマント型のデバイスから、臭いが出てくる。掴んだ食べ物の臭いかどうかを当てる○×ゲームで展示していた。嗅覚系の展示はもう一つ行われているが、嗅覚ならでは感性にうったえかけるようなインターフェースとしての使われ方の発表は無かったようだ。今後も面白そうな分野。
SFCの安村先生も挑戦していた。結果は麻薬捜査犬級。
歩行者の移動支援を目的としたマップ型情報端末:小村剛史,坂下祐輔,外園和也,藤吉弘亘(中部大)
個人的に面白いと思ったのがこれ。EETという環境カメラ(環境に備え付けられてる定点カメラ)を用いて、歩行者や車の動きをマップ上に表すシステム。彼等はこれを、高齢者などの交通安全に使えないかと考えている。たとえば、車が近付いて来たらモバイル端末がアラームやバイブで教えてくれたりしたら交通事故が減るだろうというもの。GPSより遥かに精度が高いから可能なこのシステム。課題は、リアルタイム性を向上させることらしい。立場変更が可能な漫画インタフェース:坂本竜基(ATR)
現実世界の物語からメタデータを抽出し、RSSにして、そこから漫画をSWFで吐き出すというもの。こういうの結構好きだったりする。
DataJockey:中華テーブルメタファを用いたデータ交換インターフェースの提案と試作:児玉哲彦,安村通晃(慶大)
安村研もがんばってる。
MouseField: 「置いて,動かす」イディオムを用いた日用品の拡張:塚田浩二(慶大),増井俊之(産総研)
Music Tableでもあったけど、「置く」というアクションを使うインターフェースってSF映画とかではよくあるけど、まだ日常ではそんな出て来てないな。RFIDとかが普及してきたら増えてきそうな気がする。場ログとputtoのけんか
位置情報系の場ログとputto二組がけんかをしていた。まとめとしては、学会と言う場で発表するのは初めてだったが、それなりの手応えを掴めて良かったな、と。でも実際に動いて使えるものを展示している人たちを見てうらやましく思う面も多々あったな、と。とりあえず刺激になったので、来年度もまた頑張ろう。










最近のコメント